03.首里の街の発酵の色
『伊集早作田節』
蘭の匂心 朝夕思とまれ
いつまでも人の 飽かぬごとに
<歌意>
蘭の花の上品な香りのように、人々から深く愛されるような心を朝夕持ちたいものです
いつまでも人に飽きられないように
《伊集早作田節》蘭の花は、その気品ある優雅な美しさと上品な芳香で多くの人々の心をとりこにしてきました。人に飽きられることがないよう、蘭の花のような心を朝夕いつでも心にとめておいておきたいものであります。
お味噌やビール作りに大切とされている「発酵」は、風土をはじめ作り手の真心を込めた「てぃーあんだー」が染み込んでいます。発酵を重ねた深い色合い、味、そして香りをいつまでも人々から愛されたいものです。
琉球古典音楽演奏家 親川 遥
玉那覇味噌醤油
安政年代(尚泰王時代)の頃に創業して以来、琉球王家御用達と歴史が長いです
質の高い、体にやさしい味噌、醤油が特徴です。
先代の技と知恵をしっかりと受け継ぎ今も昔も変わらずに首里 名産、玉那覇の味噌、醤油が愛され続けています。