15.愛し、伝えていく
『タップダンサー/Sam’ (サム)』
ニューヨーク留学中に、タップダンスに魅了される。
Manhattan Tap, American Tap Dance Orchestraのカンパニーメンバー等に師事し、
Buster Brown, Savion Glover, Gregory Hines, Jimmy Slydeといった偉大なタップダンサー達とステージを共にする。
また、Bill Charlap, Santi Debriano, Bob Kindred, Lew Soloffなどの著名なジャズミュージシャンとも共演。
ナショナル・タップ・デイをはじめ、数多くのショーで活躍してきた。
帰国後は、完成度の高いインプロヴィゼーション(即興)を踊れるタップダンサーとして、
ピアニストの故市川修、山本剛などと共演した他、
沖縄を拠点に日本各地でジャズクラブやカフェを中心にパフォーマンスやワークショップを行っている。
EPISODE
設置されたタップボードで、軽くステップすると
小気味の良いリズムが足元からカツカツと奏でられる。
ダンス的な視点で「観る」以上に音楽的な視点で「聴く」ことも醍醐味と知る。
フィジカルを使った楽器は、独特なリズムでグルーヴを生み出す。
タップダンスのスタイルでも「即興」を得意とするSam’ (サム)さんは
撮影現場でのコミュニケーションでも、その瞬発力で場を和ませていました。
全身を弾ませながら、踊り奏でる小柄な体もひときわ大きな存在感で、セッションをリード。