01. 首里にある風情 ─ 首里城
城壁の前に広がる豊かな緑
首里城内は四季折々の花が彩る
琉球王朝時代から”自然の美”は愛されてきた
城壁を彩る竹や柳
リュウキュウマツは景観の美しさと利便性から
琉球王朝時代 積極的に育成された
[ 京の内 ]
聖域 京の内では 豊かな木々たちが
生命力を解き放つ
[ 首里森御嶽 ]
石積に囲われ
ガジュマルやクロツグが生い茂る
「踊りこはでさ節」
琉球舞踊「四つ竹」の楽曲として
聞き馴染みのある方も多いかと思います。
作曲家の鶴見幸代氏による編曲で、弦楽とのコラボレーション演奏が実現いたしました。
樹木こはでさ、クファディーサーと呼ばれていますが、枝が横に広がり葉も大きいことから、人々の集まる公園などに植樹されています。
人目を忍んでこっそり会いにきてほしいと願いながらも、愛する人との逢瀬に心を躍らせる。
曲後半に差し掛かるにつれ、抑えられないたかぶる思いを表現いたしました。
ヴァイオリンとチェロが加わることで、キラキラとした可憐な恋心を表現できたかと思います。
月夜の情景を思い浮かべながらお聞きください。
歌三線:親川遥
笛:豊里美保
箏:中村優希
ヴァイオリン:金城由希子
チェロ:棟元名
編曲:鶴見幸代
楽曲監修:新垣俊道
楽曲撮影場所:慈眼院首里観音堂